見出し画像

「未来のTOKIUMを共に創る」ー 新卒採用責任者が語る熱い想い

新卒採用責任者として、学生一人ひとりの人生に寄り添う進藤理子氏。彼女が大切にしているのは、「TOKIUMへの入社」ではなく、「納得できる選択」をしてもらうこと。面接では、志望動機を問うのではなく、「どんな環境ならワクワクするのか?」を掘り下げる対話を重ねる。時には進路相談にも乗り、学生と一緒に未来を考える。そんな彼女の「採用にかける想い」とは?

プロフィール:進藤 理子(しんどう りこ)
早稲田大学スポーツ科学部卒業。
保健体育教員を志し入学するも、新たな成長環境を求めて就職活動を開始。大学3年生の12月からTOKIUMのインターンに参加し、採用・事業オペレーションなど幅広く経験。
2022年4月にサイバーエージェントに新卒入社後、2023年1月にTOKIUMへ転職。現在、新卒採用担当責任者として従事。

「会社のネームバリューこそが自分の価値を決める」と信じて疑わなかった就活時代

ーどのような就活軸を持っていましたか?

就職活動をするうえで大事にしていたのは、「同じ熱量で挑戦できる仲間がいる環境」「試行錯誤を求められる身の丈以上の仕事が溢れた環境」の2つでした。

大学入学当初、教員を志していましたが、教育実習を通じて思い描いていた教員像と、実際に現場で求められる教員像が異なることを知りました。

学校教育は国の指導要領に沿って進めるため、枠の中で創意工夫することはできても、試行錯誤をして新しい方法を模索し続けることは難しいと感じ、「もっと、自分で考えながら進んでいける環境に身を置きたい」と思うようになりました。

もうひとつ、その考えを強く後押ししたのが、大学時代に所属していた体育会女子ラクロス部での経験です。

ラクロスは日本では発展途上のスポーツで、私も大学から競技を始めました。確立された戦術が少なく、「どうすればもっと強くなれるのか?」を自分たちで考えるしかない環境でした。その中で、仲間と共に「どうしたら日本一になれるか」を喧々諤々議論し、貪欲に練習に励みました。

正解のない環境だからこそ、仲間と考え、行動し、突破口を見つけていく。その過程自体が、何よりも楽しかったんです。

だからこそ、仕事をする上でも「決められた枠の中で成果を出すのではなく、仲間と試行錯誤しながら成長できる環境に身を置きたい」と思うようになりました。

そんな軸を持って就職活動を進めていたときに出会ったのが、TOKIUMでした。

大学3年生の冬、内定者インターンとしてTOKIUMにジョインし、卒業まで1年以上働きました。
中でも印象的だったのは、全社で一丸となって「どうすればお客様にもっと価値を届けられるか?」を考え続けていたことです。既存のやり方に満足せず、より良い方法を模索し、改善していく。その姿勢が、私が大切にしていた価値観と重なりました。

「ここなら、自分が納得できる働き方ができるかもしれない」

そう思いながら、就職先としてTOKIUMを真剣に考えるようになりました。

ーそんな中、TOKIUMではなくサイバーエージェントに入社することを決意したのはなぜですか?

最後の決め手は、「ブランドのある会社に行きたい」という気持ちでした。

TOKIUMでインターンを通じて、環境の魅力は十分に感じていました。でも、どこかで「有名な会社に入ることが成功」という価値観が抜けなかったんです。

幼少期から「偏差値の高い大学に行くことが大事」「大手企業に行くのが安泰」という環境で育ち、部活動の同期にも総合商社や外資系企業を目指す人が多くいました。

その影響もあり、「社会人になったら、みんなが知っている会社に入りたい」 という想いがどうしても拭えませんでした。

「TOKIUMか、サイバーエージェントか」の二択になったとき、挑戦環境はどちらも魅力的でした。ただ、当時の私は「ブランド力もある会社に入りたい」という気持ちを優先し、サイバーエージェントを選びました。

ーサイバーエージェントに入社後、1年経たずして転職してTOKIUMに戻ることになりますが、きっかけは何だったのでしょうか。

違和感を覚えたのは、「誰に向けて頑張るのか?」という意識のズレでした。

サイバーエージェントは成長環境が整っていて、同期の中にも若くして活躍する人がたくさんいました。でも、その過程では「上司に知ってもらう努力」が不可欠で、自分の成果を発信し、評価を得ることに相応の時間を割く必要がありました。

もちろん、それ自体が悪いとは思っていなかったです。ただ、私は「社内の評価を上げるために使う時間があるのなら、もっとお客様と向き合いたい」と思いました。

ありがたいことに、新卒1年目の秋には、所属していた子会社の新人賞をいただくこともできました。

でもそれは、お客様の方を向いて試行錯誤をした結果得られたものではなく、あくまで上の人に知ってもらう努力が届いただけのように感じてしまいました。さらに、日々の業務はマニュアルに落とし込まれているものも多く、ネームバリューも相まって、自分で試行錯誤をせずとも、成果を出しやすい環境だったんです。

このように、自分が大切にしたいことと、社内で求められることとのギャップに、少しずつ違和感が募っていきました

ー転職の決め手は何でしたか。

転職の決め手は、TOKIUMに新卒入社した同期の姿でした
別々の道を歩み始めた後も、プライベートで会う機会があり、自然と仕事の話になることが多くありました。

TOKIUMの同期旅行に参加する進藤さん

驚いたのは、彼らが話す内容でした。自分の評価や売上ではなく、「どうすればお客様の課題を解決できるのか?」 ということに全力を注ぎ、試行錯誤を重ねていたんです。

「この製品をどう提案すれば、お客様にとって本当の価値になるのか?」
「課題を解決したとき、お客様からこんな言葉をもらえて、本当に嬉しかった」

そんな会話を、彼らは心から楽しそうにしていました。

まだ知名度の高くない企業だからこそ、会社のブランドに頼るのではなく、自分たちの力で価値を生み出し、お客様に届けることに夢中になっていた。

その姿をとても羨ましく感じました。

一方、当時の私が意識していたのは、「社内でどう評価されるか」であって、「お客様にとって本当に意味のある仕事ができているか」ではなかったことに気づきました。

TOKIUMの同期とは、仕事への向き合い方に決定的な差が生まれていることを痛感しました。3年後、5年後に到達できる未来が大きく異なることが容易に想像でき、「このままでいいのか?」という焦りが次第に大きくなっていきました。

「私が本当に大切にしたいことは、何だろう?」

そう考えたとき、答えははっきりしていました。企業の看板ではなく、自分の力で価値を生み出し、それを必要としてくれる人に届けたい。そのために、もっと試行錯誤できる環境に身を置きたい。

そう確信し、TOKIUMで再び働くことを決意しました。

仲間と共に「未来のTOKIUM」を創りたい

インターン時代、何度も「一緒に働こう」と誘ってくれた二人と話す進藤さん。
(左:代表 黒﨑さん、右:当時の新卒採用担当 森田さん)

ーここからは、新卒採用責任者としての進藤さんについて聞かせてください。採用活動を行う上での進藤さんのモチベーションは何ですか?

採用という側面から事業・組織に貢献し、未来のTOKIUMを創っていくことが私のモチベーションです。

TOKIUMでは、新卒入社の社員たちがぐんぐん成長し、様々なチームで活躍しています。そんな彼らの活躍する姿を見ると、自然と「未来のTOKIUM」を思い描くんですよね。
数年後、今の若手社員たちがTOKIUMの中核となり、お客様により多くの価値を提供している。そして、会社がさらに大きく成長する─。

採用活動は、未来のTOKIUMを創る大切な第一歩です。任せていただいた新卒採用を通じてTOKIUMの成長に貢献できることに、大きなやりがいを感じています。

ー採用活動において進藤さんが大切にしていることはなんですか?

一人ひとりの人生に真摯に向き合い、TOKIUMへの入社をゴールとせず、「本当に納得できる選択」をしてもらえることを何より大切にしています。

TOKIUMは成長途中の企業です。成功が約束されているわけではありません。高い目標に向かい、今はできないことにも挑戦し続ける日々です。決して簡単な道のりではありません。

「この会社に入れば、自分の将来は安定する」と考えていると、入社後にミスマッチを感じるかもしれません。十分に考えずに入社を決めれば、過去の私のように「本当にこれがやりたいことなのか」と自身の選択を後悔することになるでしょう。

だからこそ、学生の方には、「TOKIUMが唯一の正解ではない」とお伝えしています。「やりたいことがあるなら、他の可能性も一緒に考えてみませんか?」と提案することもあります。

その上で、「やっぱりTOKIUMで挑戦したい」と思ってくれた方を、全力でサポートしたい。そう考えながら、採用活動に向き合っています。

「挑戦」できる環境から、大きな成長実感を得られる

新卒入社の方と話す進藤さん

ー実際、どのような理由でTOKIUMの内定を承諾する方が多いのですか?

「この会社なら、納得感を持って働ける」
多くの内定者の方がそう確信して、TOKIUMを選んでいます。
理由は様々ですが、特に多いのが「仲間」「挑戦機会」「顧客志向」 に惹かれたという声です。

①事業に本気で向き合う「仲間」

「選考で出会った社員の熱量に惹かれた」
「お客様や事業に対して、本気で向き合っている姿勢を感じた」
「この人たちと一緒に働きたいと思った」

働く人・仲間を理由に挙げる人がとても多いです。ただ優秀なだけではなく、お客様や仲間の成功を心から願う、ホスピタリティに溢れた仲間に魅力を感じ、「働く人は群を抜いてTOKIUMが魅力的」と言っていただくことが多いです。

②身の丈以上の「挑戦機会」
TOKIUMでは、新卒社員でも率直に意見を言いやすく、「誰が言うかではなく、何を言うか」 を大切にするカルチャーがあります。
また、うまくいかないことがあったとしても、失敗やその人を責めるのではなく、「では次どうするか」「仕組みを変えていこう」と建設的に向き合う姿勢が根付いています。
私にとっても、当時新卒2年目で預けていただいた新卒採用責任者という役割は、経験不足でうまく務められる自信はありませんでした。しかし、「今はできないことも、とりあえずやってみて、学びながら進めばいい」というカルチャーが背中を押してくれました。

③お客様への価値提供にこだわる「徹底的な顧客志向」
TOKIUMが最も大切にしているのは、目先の利益ではなく、長期的なお客様の成功です。
ただプロダクトを売るのではなく、お客様が本当に求めているものは何かを深く理解し、課題解決に全力を注ぐ。このスタンスが、TOKIUMのビジネスの軸になっています。
たとえば、営業やカスタマーサクセスのメンバーは、契約を取ることや売上を上げることだけでなく、お客様の業務がどれだけ楽になったか、本当に価値を感じてもらえているかにとことんこだわります。

「顧客の課題解決を最優先にする姿勢が伝わってきた」
「誠実なビジネスを続けられる環境で働きたい」

こうした声が多いのも、TOKIUMの仕事の本質が「お客様の価値創出」にあるからです。

ー最後に就活生に向けて、一言お願いします!

自分の本音と向き合い、納得のいく選択をしてほしいです。

今は迷いや不安でいっぱいかもしれません。私自身、就職活動では自分の本音と建前がよく分からなくなり、自問自答を繰り返しました。その経験をもとに、本音をぶつけてお話することで、皆さんが少しでも自分らしい選択ができるよう、一緒に考えられたら嬉しいです。

TOKIUMに興味を持っていただいた方はもちろん、キャリアや就職活動について話してみたい方も、カジュアル面談などの機会を用意しています。私をはじめTOKIUMのメンバーは、皆さんが自分らしい選択ができるよう、精一杯サポートします。

皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!

TOKIUMでは新卒採用を強化しています!