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【新卒3年目で社長賞!】お客様の時を生む「提案力」は、いかに培ったのか?

<プロフィール>
神奈川県出身。早稲田大学文学部を卒業後、2022年4月に株式会社TOKIUMへ新卒入社。入社後から一貫してカスタマーオンボーディング部にてお客様のシステム導入のコンサルティングを行い、新卒3年目に課長へ就任。並行して携わっていた新卒採用における貢献が評価され、2024年に社長賞を受賞。趣味は読書とドラマ鑑賞。

「お客様の業務効率化に貢献できた」と実感する、カスタマーオンボーディング部での日々

ー猪爪さんが所属する”カスタマーオンボーディング部”とは、どんな仕事をしているのですか?

TOKIUMのプロダクトをご契約されたお客様に対して、システムの導入コンサルティングを行う部署です。お客様へのヒアリングを通して、システムの導入をして実現したいことなどを把握し、それをもとに最適なシステム環境・設定を整えるための提案を行います。

例えば、TOKIUM経費精算(※)の導入コンサルティングを行う場合は、まずはお客様がどのような流れで経費精算を行っているのかを詳細に把握していきます。

「仕訳の入力方法・外部システムとの連携…」などなど、システムを快適に利用いただくために整えるべき環境は、企業様によって千差万別です。ヒアリングを通してそれらを摺合せ、それを踏まえてカスタマーオンボーディング部が数ヶ月かけてお客様に最適なシステム環境のご提案を行うという流れです。

※TOKIUM経費精算
弊社が提供する、経費精算の業務を効率化するシステム。これにより工程が多い経費精算の業務が、“申請者は領収書を撮影し回収用ポストに投函・承認者はシステム上で画像を確認するだけ”で完了できるようになる。

ー業務を通してお客様に貢献できたと感じるのは、どんな瞬間ですか?

自分の提案によって、お客様が望むシステム環境をご提供できた瞬間に実感します。前例がなく、一見、今のTOKIUMのシステムでは実現が難しいと感じるご希望を頂くケースもあります。そのような場面でも、お客様のご要望を叶える方法はないか議論を繰り返すのが、カスタマーオンボーディング部です。

その結果、例えば、「”Aの機能”を”Bの条件”の時だけ、特殊な使い方をすれば解決する。」などと糸口が見つかり、ご要望を叶えられることがあるんです。こういったご提案ができたときには、お客様に貢献できたと強く感じますね。チームのメンバーも巻き込んで相談しながら生み出した提案がお客様のご要望を叶えることに繋がり、「ここまで考えて提案してくれてありがとう」と言っていただけたときには、安堵感と達成感で満たされます。

ーカスタマーオンボーディング部での3年間の中で、一番印象に残っている出来事を教えてください!

入社して3社目に担当した企業様が、私の導入コンサルティングを信頼して下さり、導入完了後には経理部の方々が余裕をもって支払業務が行えるようになり喜ばれていたと知った瞬間です。

このことは、そのお客様がTOKIUMの導入事例インタビューに応じてくださったことがきっかけでした。お客様のお声が気になって記事を読んでみると、「こちらから要望を出すときも曖昧な部分はあったかもしれませんが、我々の意図を汲んだ対応をしてくださいました」と話してくださっていました。

この記事を読んで、運用方法を変えずにシステム導入を行うための方法はないか熟考し、根気強くご提案したことを思い出しました。感慨深くなると同時に、導入のコンサルティングを通じてお客様の業務効率化に貢献できたのだと嬉しくなり、自然と頬がゆるみました。

<猪爪さんが担当した、企業様の導入事例はこちら>
https://www.keihi.com/voice/washin/

ー猪爪さんはその”提案力”を、どうやって身に付けたのですか?

最初の頃は先輩から密にフィードバックをいただくこと、その後はTOKIUMのシステムと経理の方が扱う経理の知識を学ぶことで、提案力を磨いていきました。

入社直後は、お客様とのミーティング前に事前準備を徹底的に行い、その上で先輩にミーティングへ同席してもらいました。その後、先輩から手厚いフィードバックをいただき、それを次回のミーティングで実践するということを繰り返して、「導入コンサルティングに不可欠な提案力」を磨いていきましたね。

また、TOKIUMのシステムを用いて実現できることを細かく把握しておくことは、お客様にご提案をする身として必要不可欠だと考え、システムの機能などを隅々まで学びました。それと同時に、お客様となる経理の方の業務に関連した経理の知識を学ぶことで、何にお困りなのか解像度高く把握できる状態になるべきと考え、会社に蓄積された過去の提案事例などのナレッジから学ぶこと、お客様からリアルな声を伺うことを通して理解を深めました。これらによって、”提案力”を少しずつ養うことができたと実感しています。

入社理由は、選考を通じて何度も目の当たりにした、”TOKIUMの人の良さ”

ー猪爪さんの、就活生時代のことも教えてください!どのように就職活動を進めていましたか?

大学3年生の夏頃から始めました。最初は、本が好きなことから出版業界、そしてアルバイトで塾講師として働いていたことから教育業界と、これまでの自分の経験と接点を持つ業界です。そんな時に、TOKIUMから逆求人サイトを通してスカウトが届きました。当時はIT業界に強く興味があった訳ではありませんでしたが、これも何かの縁だと思い選考を受けてみることにしました。

ーそこからTOKIUMに意思決定するまでの、心情の変化を教えてください。

選考を受けた際に、私がどんな話をしても否定をせず聞いてもらえたと感じたのが最初の印象です。違う意見であってもまずは肯定して、その上で面接官の方が考えを伝えてくださるというコミュニケーションの取り方で、人の良さを実感しました。

最終面接で代表の黒﨑さんとお話した際も、固すぎずカジュアル過ぎない話しやすさであったと同時に、緊張して早口になっていることをフランクに指摘してくださり、その後ゆっくり話すよう心がけると改善力を評価いただけるなど、候補者に対しても指摘と評価を真摯にしてくださる姿勢に感銘を受けたことを覚えています。

最終的な入社の決め手は、選考を通じて総じて実感した”人の良さ”です。肯定の姿勢を持ち、真摯に指摘と評価をしてくださる人と一緒に働くことができる環境を選んだからこそ、私が面談を担当した就活生の方から「心から仕事を楽しんでいる猪爪さんのようになりたいです!」と言っていただけるようなイキイキとした日々を過ごせているのだと思います。

ー実際に入社して、「TOKIUMを選んで良かった」と感じたのは、どのような瞬間でしたか?

いくつもありますが、入社直後の瞬間で今も心に残っている出来事があります。入社直後に電話の窓口を担当する研修があり、そのときに「売上だけを見るのでなく、社員にも寄り添ってくれる会社だ。」と実感しました。

恥ずかしながら、入社したばかりで知識も浅く、お客様からの電話対応をする中で1度、お叱りを受けたことがありました。新卒なら誰でも起こり得ることでもあり仕方ないと前を向こうと思いつつも、お客様に迷惑をかけてしまったことや、自分のふがいなさにダメージを受けてもいました。

このことを先輩に報告した際に返してもらった言葉が、今でも鮮明に残っています。「お客様のことは確かに大切。だけど、メンバーのこともそれと同じくらい大事にしたいと思っています。猪爪さんも、気持ちを押し殺して無理しなくて良いですよ。」と言ってもらえて。一緒に働く仲間を大事にしていることがひしひしと伝わり、この言葉が私のお守り代わりになりました。後日、その先輩から「実はあの言葉は、代表の黒﨑さんの受け売りなんです。」と聞いて、会社全体として社員を大事にするスタンスがあるのだと確信し、TOKIUMに入社を決めて良かったと心の底から思いました。

前向きな仲間と失敗を恐れずに挑戦したことが、社長賞を受賞できた理由

お世話になった上司と受賞直後に撮った、記念の1枚

ー新卒入社3年目で社長賞を受賞されたとのことですが、受賞が決まったときの率直な気持ちを教えてください!

まさか自分が呼ばれるとは思っていなかったので、発表された瞬間は気を抜いていました(笑)
受賞が決まった瞬間は、率直に驚きの気持ちが10割です。今回の受賞の理由として黒﨑さんから伝えられたのは、私と面談でお話をした就活生の方が何人もTOKIUMに魅力を感じて内定を承諾してくれたからというものでした。メンバーや上司に対する率直な思いや私自身が失敗を恐れずに挑戦をした経験をお話したことが新しい仲間を増やすことに繋がったのだと知り、嬉しさと仲間への感謝の気持ちが同時に湧いてきました。

ー受賞後のスピーチで仲間への感謝を述べていましたが、メンバーや上司に対してどのような思いを持っていますか?

大変な状況でもポジティブに仕事へ向き合うメンバーと上司のお陰で、私もイキイキと働き続けることができているので、感謝の気持ちが一番です。普段は恥ずかしくてなかなか言えないですが(笑)

例えば、新卒2年目のときにインボイス制度という新制度を国が始めたことで、それに対応したTOKIUMのシステムへの需要が一気に増加しました。もちろん会社として喜ばしいことである一方、仕事が倍増したためチームとして大変な時期でもありました。

この状況を鑑みてチームで業務改善を行いチーム1人1人の負担を減らすことを決めた際に、チームメンバーの新卒の方2人が、自ら業務の改善案を出してトライ&エラーを繰り返してくれました。改善が上手くいく度に喜びながら前向きに仕事に取り組んでくれた姿が強く印象に残っています。2人の上司の方にもお世話になって。チームが大変なときこそ笑ってトライする背中を見せてくれる人と、私の話を真摯に聞きながら丁寧なフィードバックをくれる人で、お2人が私に任せてくれつつも困ったときには上手くいく方法を一緒に考えてくれました。彼らと一緒だからこそ、新規の申し込みが殺到した多忙な状況でも目の前の仕事と業務改善に前向きに取り組むことができたため、心から感謝しています。

ー”失敗を恐れずに挑戦した”とありますが、どんな挑戦をされたのですか?

私がチームリーダーを任された際に、システムを導入されるお客様に対して説明会を実施する仕組みをイチから作っていきました。通常、導入支援の際に操作に関する説明会は行っておらず、お客様にシステムを使う中で慣れてもらうことが一般的でした。しかし、操作方法が分からず作業が進まないお客様がいらっしゃるという問題があり、「説明会を実施してお客様に操作をお伝えした方が良いのではないか」という意見が出ました。

実行するか否かを私が決断しなくてはいけない状況で、尚且つ慎重な性格であったため不安も大きくありましたが、「チャレンジしてみて初めて分かることもある」という上司のスタンスやメンバーの変化に前向きな姿勢に背中を押され、説明会を実施することを決めました。実施直後は失敗も多々ありましたが、決して私を否定せずに改善を繰り返して説明会の質を共に上げてくれた上司やメンバーのお陰で、結果としてお客様のスムーズなシステム活用に繋げることができました。

TOKIUMは、挑戦意欲を受け入れサポートしてくれる環境

ー今後挑戦していきたいことを教えてください!

今年 (2024年) の6月に課長に就任したばかりなので、任せていただいた課の運営を頑張りたいです。

メンバーとコミュニケーションを取りそれぞれがやりたいことを実現できるよう考えつつ、チームで目標を達成させるための施策の検討やチーム内の業務効率化を図っていきたいと考えています。また、メンバーの良いところをみつけてチームに共有することや、私自身が就活生時代に感じた”否定しない姿勢”を意識し続けることで、ポジティブな気持ちで働く人で溢れ続けるチームにしたいです。

ー最後に、この記事を読んでくださっている候補者の方へメッセージをお願いします。

主体的に改善や提案を行っていきたい方や、思い切って社内の前例がないことにチャレンジしてみたい方は、TOKIUMで輝くことができるはずです。挑戦意欲や発言を受け入れてフォローしてくれる人がたくさんいると同時に、会社が急成長フェーズだからこそ新たなポジションが生まれたり業務の改革も活発に行われています。ぜひこのTOKIUMという環境でチャレンジしてみてください!

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TOKIUMはこれまでに50名以上が新卒で入社し、社内の3割以上を占めています。年齢に関わらず部長や課長といったマネジメントや新規事業の立案等も行っており、拡大フェーズを支える組織・事業創りに携わることができます。
ご興味のある方は、ぜひエントリーしてみてください。

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