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キャリアは「掛け算」で考える。転職を通じて「オンリーワン」になるには。

現在TOKIUMにて営業部長を務める篠原啓輔氏。彼は金融機関での「泥臭い」営業から、BPO会社でのフィリピン駐在までを経験し、現在3社目としてTOKIUMで働いている。そんな彼のキャリア観はずばり、「掛け算でオンリーワンになる」。

海外旅行好きの大学生がキャリアを通じてオンリーワンの存在を目指す過程を追う、オンリーワンになりたいすべてのビジネスパーソンに送るキャリアディスカッション。


アメリカ半周1人旅で海外旅行にハマった大学時代

大学時代は、とにかく海外旅行に夢中でした。18歳のときアメリカ半周の1人旅をしたのがきっかけです。ロサンゼルスのコンドミニアムに泊まって多国籍の人たちと交流し、英語で言いたいことが伝わる感覚、知らない人と仲良くなっていく感覚にやみつきになりました。当時はスマホはおろか、インターネットも無い時代。チップの渡し方を外国人に教わったりしながら、地図と本だけを頼りに世界20か国を旅しました。

苦労しながら、営業って面白いって気づけた。

ファーストキャリアは当時の流行りにのって金融業界を志しました。大手証券会社の内定もあったのですが、一番評価をもらえていた銀行系信販会社を選択。クレジットカードや個品ローンを獲得する営業に配属になり、新規加盟店やカード加盟店の募集のために飛び込み営業を繰り返したり、オートローン獲得のために土日にカーディーラーの新車発表会に出席してクルマ洗ったりもしていました。月に何度かは債権者側担当として裁判所にも出ていました。

泥臭い営業を過度に正当化するつもりはないけれど、度胸はとにかく身についた。

営業はどこまで行っても人間関係だから、スマートには決まらない。業界1位と業界2位以下には大きな差があって、1位は業界No1としての戦い方ができるけど、2位以下は1位に追い付かなくてはならない。2位以下の方が、「なんで(1位のサービスではなく)自分たちなのか」という理由付けが必要なんですよね。

だから、より人間味が問われるのも、面白いのも業界2位以下の会社の営業の方だと思います。それを経験することができたのは、いい経験だったかな。そうこうしているうちに、会社が貸金に主軸を移すようになり、転職を考えるようになりました。

フィリピン駐在というチャレンジの中で感じた、「人のつながり」のありがたみ。

転職先に選んだのは、ベネッセグループのBPO会社。主にBPOを通じて会員に対するマーケティングを行う会社でした。「コールセンターの仕組化や添削者の質向上によって会員の顧客満足度を向上させ、継続率を上げる」という方針は、いち早く「カスタマ―サクセス」の視点を持ったものだと感じたので転職先に決めました。学生時代、海外旅行にハマっていたこともあり、「いつか海外で働いてみたい」という想いは漠然と持っていました。

ちょうどその時会社が海外進出を進めるタイミングで、フィリピンのBPOセンター立上げメンバーとして声がかかりました。フィリピンに渡り、1人で日本人の採用とコールセンターの設立、法人設立の前準備、ネットワークづくりなどを担当しました。

外国でBPOセンターをイチから創る、というチャレンジングな状況において助けになったのが、「人のつながり」でした。たまたまレストランで食事をしている時に知り合った日本人がフィリピンに駐在している同大学出身の日本人グループを取りまとめている人だったおかげで、横のつながりが一気にできたんです。

このつながりが、立上げの際に必要な各過程でとても活きました。このつながりがなかったら、センターの立上げはやりきれなかったかもしれない。「チャレンジングな選択をすると気づけば助けてくれる人が現れて、自分のやりたいことが実現できる」というのをこの時身をもって感じました。

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いままでの自分に何を掛け合わせたら「オンリーワン」になれるだろう?

フィリピンから帰国後、外資系(アップル、グーグル等)の会社を担当して、インサイドセールスチームなどコールセンターやBPOとしては流行りのものを提供していました。そんな中で、アウトソーサーではなく事業会社で自分の想いのこもった製品を売ってみたいと思い始めました。

今までの自分を振り返ってみると、金融機関の法人営業、公認会計士の資格、外国の駐在経験ときていました。これらを客観的に見てみると、「自分のプロダクトを持っていない」という点が気になりました。そこで、自社でプロダクトを持っている会社でのキャリアを「掛け算」すれば、「オンリーワンのキャリア」に近づけると考えたのです。

加えて、私が加入した当時のTOKIUMには、法人営業の経験がある人もいなければ、会計の知識がある人もいなかった。「自分が今まで身に着けてきたものを存分に活かすことが出来る」というベンチャーならではの魅力を感じました。

「オンリーワン」になるために描いていた「自社プロダクトを持つ会社」であるのに加え、自分の経験を存分に活かすことが出来るという環境に惹かれ、TOKIUMへの入社を決めました。

同じ方向を向いて、そこまでの過程は各々がチャレンジできるような環境に。

私の入社後1ヶ月で、TOKIUMは組織崩壊を経験しています。その時に感じたのは、「メンバーが同じ方向を向いていることの大切さ」。会社を選ぶ時、そのビジョンに共感できるかという点は大切だと思います。

進む方向が一致していれば、そこまでの過程は個人の自由。僕はフィリピンでの経験から、チャレンジしたら助けてくれる誰かが現れるということを感じたし、キャリアを「掛け算」で考えることで「オンリーワン」のキャリアを築くことができていると実感しています。メンバーが「時間革命」という共通のビジョンに向かっていくなかで、各々がチャレンジしながら「オンリーワン」のキャリアを築けるような会社にしたいと思っています。やらなかった後悔より、チャレンジした後の失敗の方がマシだと僕は思うので、もしベンチャーという環境で「時間革命」に一緒に取り組んでくれる方がいたら、TOKIUMの門を叩いてみてください。

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