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【中途新人賞!】データと人の架け橋へ。転職先に再びベンチャーを選んだ彼の挑戦に迫る

今回は、2023年8月に中途でTOKIUMに入社し、中途新人賞を受賞された松谷信吾さんにインタビューしました!
TOKIUMとの出会い、社員全員がバリューを大切にするTOKIUMの風土、今後の抱負についてお伺いしました。
今後、新しい環境に身を置き、専門的なキャリアを活かして活躍したい人にぜひ読んでいただきたい記事です!

<プロフィール>松谷信吾(まつたにしんご)
京都府出身。大阪市立大学(現:大阪公立大学)を卒業後、2017年に新卒でDtoC支援の広告代理店に入社。3年間営業職に従事した後、マーケティング部門にてマネージャーを務め、グループ会社全体の集客支援や、Salesforceの構築業務などに携わる。30歳を迎えるタイミングで転職を決意し、2023年8月にTOKIUMに中途入社。パートナー営業部を経て、現在はカスタマーサクセス部で活動する傍ら、事業管理部でのBizOps業務を兼任。趣味はバレーボールとK-POP。


自身の成長を求めてベンチャーに飛び込んだ前職時代。数字だけでは見えない「人の行動」に注目するようになった

ー前職ではどんなお仕事をされていましたか。

マーケティング支援を行う、当時300名規模のベンチャー企業に新卒で入社しました。
配属は営業職で、ナショナルクライアントに向けてマーケティング施策の提案を3年程していました。

誰もが知る大手企業への提案を早い段階から任せてもらえたため、最先端のマーケティングに取り組む責任者と話す機会が若いうちからありました。
そのような方に提案する中で鍛えて貰ったことも多く、良い経験になったと思います。

ー前職に入社した経緯を教えてください。

軸としては、「自分自身に力がつくか」「会社と自分のパーソナリティが合うか」の二つを特に重要視していました。

一つ目の「自分自身に力が身につくか」という点では、社会の状況はいつ、どのように変化するか分からないので、「自分自身ができること」を早期に増やしたいと考えました。

そのため、「経験が早期に積める会社」という観点でベンチャー企業を中心に選んでいました。

当時、ベンチャー企業のサマーインターンなどに参加し、そこで出会う人の持つ裁量の大きさや、仕事のスピード感に感銘を受けました。

それがきっかけとなり、「自分が30歳になるまでに、できることをどれだけ増やせるか」ということを意識し始める中で出会ったのが前職の会社でした。

二つ目の「会社と自分のパーソナリティが合うか」という点では、会社にいる「人」は異動などによって変わるリスクがあると捉えていました。

社内にいる特定の「一個人」の性格と自分の性格が合うかというよりも、「法人そのものの性格」と自分の性格が一致していたらミスマッチを防げるのではないかということを考えました。

「掲げているカルチャーやバリューに自分が共感できるか」と、企業がそれをどれだけ重視しているか、例えば、「社内でバリューを浸透させるための研修、仕組みや文化があるか」を見るように意識していました。

ー営業部でお仕事された後、マーケティング部に異動されたとお伺いしました。どのような業務をしていたのですか。

4年目からはマーケティング部に異動し、営業時代の「クライアント向けのマーケティング支援」の経験を活かして「グループ会社含めた、自社全てに向けた社内マーケティング支援」とマネジメント業務に携わりました。

営業部の新規の受注計画を達成するために必要なリードの数を分析し、そのデータをもとに、その後の営業部の動きを管理する営業企画のような業務を行っていました。
また、全体の営業数字のデータの可視化を進め、分析をして施策に活かす、いわゆる「BizOps」に近い業務もしていました。


30歳という節目での決意。転職の決め手は、面接時にいわれた「TOKIUMの仕組みはまだまだ未完成ですよ」という言葉

30歳を迎えるタイミングを1つの区切りとして、今後どのようにキャリアを積んでいくべきかを考え始めたことがきっかけです。

「このままこの会社でもっと職位を上げる」か、「新しい環境へ挑戦し、そこで活躍できるかどうか確かめる」か、の二つの選択肢が出てきました。

前職は環境も人もとても良かったので、実は、はじめから絶対に転職したいと思っていたわけではないんですね。「新しくチャレンジしたい会社が見つかるかもしれないから、情報収集だけでもしてみよう」という思いで、共感できる会社と面談してみることから始めていきました。

その中で出会った企業のひとつがTOKIUMです。「無駄な時間を減らして豊かな時間を作る会社」を志に掲げており、物事の構造を明確にして進めていくことが好きな私にとって、とても共感できるものでした。

会社が目指す方向性がすっと自分の中に入ってきたことを今でも覚えています。

ーTOKIUMで挑戦したいと思えたことが転職を決意することにつながったと聞きました。どのような点に魅力を感じたのですか。

TOKIUMの面接の時に、取締役の松原さんや部長の高橋さんに、「うちの仕組みは本当にまだまだ未完成ですよ」と言われたんです。

もちろん、前職の会社もベンチャー企業で、ベンチャーならではのスピード感を持ち、事業も順調に成長を続けていました。
一方、自分自身が会社の仕組みを変え、事業を大きく伸ばしたという実感は、実はそこまで持てていなかったんです。
どちらかというと、先輩方が作り上げられた仕組みにプラスアルファをしていくイメージを持っていました。

そんな時に松原さんや高橋さんとお話をして、聞けば聞くほど、新しく仕組みを作っていくような、「会社の実績に直接貢献するような大きなチャレンジ」を、TOKIUMならできるかもしれない、と思ったんですね。

TOKIUMは、新卒入社した当時の前職のちょうど半分くらいの150名程の規模で、仕組みはより未完成である。そんなありのままの情報を経営陣や部長から直接聞く中で「こんな環境に飛び込みたい」と、気持ちが固まりました。

あの時、あれだけオープンに事業運営の課題感や、実状を話してもらえなかったら、入社していなかったかもしれませんね(笑)。

ー実際に働き始めて、TOKIUMに対してどのような印象を持ちましたか。

TOKIUMが大事にする風土が、自分のパーソナリティと一致し、カルチャーマッチしているのを感じました。

TOKIUMには3つのバリューがあると知り、特に共感したバリューはTeamworkです。部署を越えて情報共有がどんどんされていくだけでなく、各部署がお互いの利害に関係なく協力していて、それが当たり前になっている文化があることに心地よさのようなものを覚えました。

他2つのバリューについても思っていた以上に社員全員が大切にしていて、特にバリューワークショップ(※1)やマイバリュー賞(※2)などの取り組みにその浸透度合いを感じます。

中途入社者で、まだTOKIUMの文化を知らなかった私としては、当時、「TOKIUMの文化はこんなにも社員全員に浸透しているのか」と驚きを隠せなかった覚えがあります。

多くの会社では、このような強固な文化の浸透は簡単ではない中で、TOKIUMでは、バリューの実践が社員の間で当たり前のように行われていました。文化の体現が自然にできている環境を目の当たりにして、感銘を受けました。

※1)バリューワークショップ
3ヶ月に1度、全社員が参加するディスカッション形式のワークショップ。部署や役職が異なる社員6名程度で班が構成され、その班ごとに、実際の仕事の現場で起こりそうな人間関係の衝突やトラブルをケーススタディとして提示し、そのケースをもとにTOKIUMのバリューに照らして本来取るべき行動や改善すべき点を議論する。

※2)マイバリュー賞
全社の朝会で毎日1人ずつ「身近でバリューを最も体現している社員」を表彰する形で紹介する取り組み。

【TOKIUMのバリューに関する取り組みについてはこちら


新たな挑戦を求め、TOKIUMへ。データの可視化と新たな仕組み作りの日々

カスタマーサクセス部長の高橋さんとの一枚

ーTOKIUMに入社して、まずどのような業務を任されたのですか。

入社後、8月~11月はパートナー営業部でデータの数値化、見える化をしつつ仕組み作りなどの企画周りの業務を推進していきました。

特に「再販(代理店を通じて販売する仕組み)」に関する業務はやりごたえがありました。自社で直接営業をかける「直販」とは提案できるプランが少し変わる部分があったり、担当してくださる代理店の方の所属する支社が全国にあったり、と整理しなければならないことが無数にありました。

これらの情報を整理する仕組みづくりを1からして行く必要があったので、前職ではできなかった業務の立ち上げなどを経験でき、やりたかった挑戦ができているなと感じました。

その後にパートナー営業部の部長が異動するタイミングで「一緒に来てほしい」と声がかかり、既存のお客様へサービスの利活用の支援を行うカスタマーサクセス部に異動することになりました。

ー現在所属されているカスタマーサクセス部ではどんな業務を行っているのですか。

現在所属しているカスタマーサクセス部では、 企画職として既存のお客様の実績管理、アップセルクロスセルの仕組化や施策支援、あらゆるデータの横串管理など、かなり広く業務を任せて貰っています。

また、兼任をしている事業管理部では計数管理課に所属し、データアナリスト(DA)として、経営数値の収集と、ビジネス本部の全部署を横断したCRMツール(HubSpot)の運用や設計などを担当しています。

機械的にダッシュボードを作るのではなくて、数字が見えることで多くの課題解決できることを認知してもらうために、社内に積極的に発信するように意識しています。
例えば、今年度は新卒入社者向けにデータで意思決定するための研修を主催しました。

ーカスタマーサクセス部で実際に働く中での、部の印象を教えてください。

TOKIUMのカスタマーサクセス部は、それぞれがプロフェッショナルとして業務を遂行しており、文字通り「カスタマーサクセス」を体現している方たちの集まりだと感じました。

会話をしていても、目先の売上や数字より、「お客様」という言葉がとにかく先に出てくる方ばかりで、とても魅力的なチームに入ることができたな、と感じました。

一方で、実際に働いてみると、数字が色々な所に散らばっていたり、定義がされていないものがあったり、そもそも見たい数字がみれなかったりなど、データの可視化・仕組み化、といった点では改善の余地が多くあったので、「これはまた面白いやりがいある仕事が出来るぞ」と感じたことを覚えています(笑)。

「何もない」という環境が私にとってはとてもいい刺激でしたね。


データと現場を繋ぎ、中途新人賞受賞!「現場の人の声ほど正しいものはない」

ーこの度は中途新人賞の受賞おめでとうございます!松谷さんが現在の仕事で意識していることを教えて下さい。

前職の経験を経て、「データや仕組みは事業成長の強烈な武器になる」そして、「データや仕組み『だけ』では結果が伴わない」この2つの側面から仕事を捉えるようになりました。

前職で営業とマネジメントを経験できたことで自然と学習が進んだことですが、データや数字から意思決定をする際には、データの向こう側に人のどのような行動があるのか、どんな行動が数字につながっているかを考えるなど、その先にある組織や人まで見据えた意思決定をするよう意識しています。

私の仕事は、単に「数字を見えるようにすること」が目的ではありません。あくまで、数字を用いて「事業に貢献をすること」が目的です。

そのためには、数字をひたすらに出していくことだけでなく、目に見えるようになった数字を「どう読み解いていくのか」が大切で。

また、その時に自分の視界だけで考えることはせず、「現場の方の肌感覚」を必ず聞くようにしています。
数字の傾向や予測がどれだけ見えたとしても、現場でお客さんと話している人の感覚値ほど正しいものはないと考えています。

入社歴が浅かったこともあり、前職の時よりも現場の人の声を直接聞きにいくようにしていました。
「数字が出ているのに現場の感覚と一致しない」施策や打ち手は、往々にして良い結果につながらないんです。
なので、「データとしてこのような数字が出ていますが、肌感覚や経験則と合っていますかね?」と、ひたすらすり合わせをしていきました。そうした意識が今回の受賞につながったのかもしれません。

また、「数字 VS 人」の構図になると何も上手く進まないんですよね。「理屈は通るが、感覚的に違う」といった事象に対して、多くの人はなかなか前向きに仕事を進められないと思っています。

「数字と人の最大公約数」を探していくことこそ、この仕事の腕の見せ所だと、プライドと緊張感を持って臨んでいます。

ー受賞した時の心境も聞かせてください!

前職では、実は狙っていた新人賞をとれなかったんです。
なので、TOKIUMに入社してからは、TOKIUMの表彰の頻度を調べる程、ずっと賞を取りたいという思いを抱いていました(笑)。

今回、中途新人賞を受賞できて本当に嬉しく思います。この受賞は、私にとって大きな励みであると同時に、責任も感じています。

新人賞を受賞した者として、恥ずかしい行動は取れないなと、身が引き締まる思いです。

今後の目標は、さらに会社や組織に貢献し、1年以内に全社MVPを獲得することです。

単に賞を取ることを目的とするのではなく、MVPに選ばれるほどの貢献をすることで、TOKIUMの成長に大きく寄与したいと思っています。

ー今後挑戦したいことについて教えてください。

事業拡大のドライバーを担いたいです。
現在のTOKIUMはこれまで社内の誰もが経験したことのないスピードで成長をしています。

ここから更にもう一段上に事業を伸ばすためには、今までのやり方の延長線では不十分だと感じます。新たな仕掛けを用いて、現在のやり方を変えていく必要がある時期にきていると思うので、その変革を牽引したいです。

現在は、意思決定にデータを活用して新しい仕組みづくりを試みています。私の頭の中は、一人ではやりきれない程たくさんのやりたいことであふれていますね。

実際、事業管理部が新設され、データアナリストといったポジションが新設されたのもまだ直近です。

今後は、事業の拡大ペースを追い抜くほどの勢いで、縦横無尽にデータの可視化や仕組み化を進めていく、そんな大きなチャレンジを続けていきたいです。

ーTOKIUMはどんな人に向いている会社だと思いますか。

TOKIUMには、「仕組みがないなら作ってしまおう!」と思える人にとって、何でもチャレンジさせてもらえるオープンな文化があります。

TOKIUMはまだまだ発展途上の企業で、毎日新しい課題が出てきますし、中には責任が曖昧な課題もあります。

そうした課題に対して、「誰かがやってくれる」ではなく、「自分がやる」と自ら進んで仕事を取りにいける人、失敗を恐れずチャレンジできるような当事者意識の高い人が活躍できる環境だと感じます。

そういった新しい仕組みなどを作りあげるのが好きな人と、ぜひ一緒にチャレンジをしていきたいと思います。

ーありがとうございました!


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