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プロのマーケターとして成長する為にTOKIUMを選んだワケ ~TOKIUMだからこそ得られる唯一無二の経験とは~

今回インタビューを行ったのは、マーケティングのプロフェッショナルを目指す齊藤慈英(じえい)さん(以下、「慈英さん」)です。慈英さんは同志社大学に在籍していた時からTOKIUMにインターン生として参画し、2022年4月に正社員として入社しました。入社直後の1年間はインサイドセールス部で活躍した後、2年目にマーケティング部に配属され、現在はイベントやコンテンツマーケターとして活動しています。本インタビューでは慈英さんがTOKIUMで培った経験や成長した点、プロのマーケターを目指す上での意気込みについて迫りました。


家業の手伝いがマーケティングのキャリアを志すきっかけに

ー学生時代に熱中したことを教えてください。

学生時代、私はほとんどの時間をアルバイトに費やしました。例えば、レコード酒場のホールスタッフ、旅館の清掃員、学習塾の講師など、興味を持ったすべてのアルバイトを経験しました。また京都の大学に通っていたため、友人の紹介で神社の売店のスタッフとして働いたこともあります。様々な仕事を経験することで、自分の適性を見極めようと考えていました。

ーマーケティングに興味を持ったのもアルバイトがきっかけだと聞きました。具体的なエピソードを教えてもらえますか。

マーケティングに興味を持ったのは家業の手伝いがきっかけであり、厳密にはアルバイトではないのですが(笑)、家業を手伝ううちにマーケティングに関心を寄せるようになりました。
私の実家では国内外のメーカーから自転車を取り寄せ、販売する「自転車小売店」を経営していました。丁度就活の時期が近づいていたり自転車競技の漫画にハマっていたりで、店に出入りする回数が増えていた時のことです。当時、台湾で人気のある自転車メーカーの製品を輸入し、販売していました。日本でも有名になりつつあるメーカーだったため、「店に足を運ぶ人もそれなり増えていくだろう」とそれなりに期待していましたが、同時に個人的に気になっている点もありました。「ロードバイクやお店の情報を探している人に向けて積極的に発信できていないのでは?」という疑問です。
実際、当時はホームページ内に追加・更新できていない情報が多く存在しており、XやFacebookの投稿もゼロに等しい状況でした。ロードバイク自体はとても良い商品だと感じていたため、父に相談して私がお店のホームページの改修を行うことになりました。
幸いにもホームページはノーコードで改修できる仕組みだったので、知識が無い自分でもすぐに触ることができました。触っているうちに「次はこうしてみたい」という気持ちが段々強くなり、商品の紹介バナーをPhotoshopで作ってみたり、ホームページのブログ記事をFacebookに投稿してみたり、一時期はホームページ変更後のアクセス数を見るのがマイブームになっていました。今振り返るとあまり意味がない事もしていた気がしますが、それでもたまに耳にする「ホームページを見て来た」という反応が嬉しく、また発信する重要さも知ることができました。この経験を通じて、将来は世の中に知られていない良い商品を広めるマーケティング関連の仕事をしたいと漠然と思うようになりました。

インタビューに答える慈英さん

インサイドセールスを経験したからこそ、より深くお客様のニーズを知ることができた

ーその後TOKIUMに新卒入社した慈英さんですが、なぜ新卒でTOKIUMの入社を決めたのですか?

「時間を生む」という理念が込められたプロダクトのマーケティングに携わりたいと思ったのが決め手でした。就活を開始して間もないころは、ただマーケティングをやりたいという漠然とした考えでしたが、代表の黒﨑さんから家業の自転車屋を伸ばすために行った際に得たやりがいや経験をTOKIUMでも再現できると言っていただきました。具体的には、TOKIUMはシステムに人力を組み合わせた事業を展開するため業務効率化の範囲がかなり広く、まさに時間の創出という理念を体現したサービスであると感じていましたが、競合他社と比べると認知度が低く、TOKIUMを知らずに他社サービスを購入するといった状態が続いていると黒﨑さんから面談時に伺いました。マーケティングを通じて、TOKIUMの事業の価値をもっと多くの人に知ってもらうことに成功すれば、家業の手伝いの時に得た同じようなやりがいを経験することができると思いました。

ーマーケティングではなく、インサイドセールスに初期配属されたとお伺いしました。なぜインサイドセールスに配属されたのか教えてください。

会社から初期配属の部署の希望を聞かれた際に、インサイドセールスと答えました。インサイドセールスとは、マーケティング部が広告宣伝等で獲得した見込み顧客に対して電話やメール等で、顧客へヒアリングを行いながら、顧客のニーズを引き出すポジションです。つまり、マーケティング部と直接お客様と商談を行う営業部の間に位置する部署です。
インサイドセールスを選んだのは、マーケティング部で成果を上げるための基盤として、お客様との会話を通じてサービスの魅力を伝える能力を磨きたいと思ったからです。マーケティングを通じてお客様の行動を変えるよりも、自分の言葉でサービスを紹介する方がより直接的で挑戦しやすいと感じました。さらに、マーケティング部で活躍するためにも、だれよりもお客様のニーズや課題を理解している状態になりたいと考えていました。

ーインサイドセールスの経験が今のマーケティング活動に活用できている実感はありますか。

実際にインサイドセールスでは1日50~80件ほどの電話をかけますが、その際に経理担当者が何に困っているのか、何をきっかけにお客様が購入の意思決定をするのかなど、生のお客様の声を大量に聞くことができます。また、どういった表現や伝え方であれば、お客様の興味関心を引くことができるか、といったマーケティングを行う上で参考になる、経理担当者への伝え方も学ぶことができました。自ら直接お客様とコミュニケーションを取ったことで、お客様の課題を肌で感じられ、また、提案時にどの訴求文言が効果的だったかを確認できたため、インサイドセールスの経験は間違いなく今のマーケティングの活動に繋げられていると感じます。

部署のメンバーと談笑する慈英さん

TOKIUMだからこそ、自社の事業の成長に貢献するマーケターになれる

ー新卒2年目で慈英さんはインサイドセールスの活躍が認められ、希望するマーケティング部への配属が決定しました。慈英さんが思うTOKIUMのマーケティングならではの特徴を教えてください。

TOKIUMのマーケティングには、2つの特徴があります。①TOKIUMでは、マーケティングで獲得した見込み顧客がその後受注に至ったか、までを確認できること、②ウェブ広告、オウンドメディア、展示会、セミナー、テレビCMといったあらゆるマーケティング施策を実行しており、マーケターとして幅を広げるチャンスがあること、が挙げられます。

ーなんだか奥が深そうな回答ですね!まず1つ目の特徴について詳しく教えてもらえますか。

1つ目の特徴として、TOKIUMは下記のビジネスプロセスを全て自社で行う製販一体の組織体制で運営していることが関係しています。
・マーケティングが広告宣伝を行い、見込み顧客を獲得する
・インサイドセールスが電話等を通じて見込み顧客の関心を高め商談を取り次ぐ
・フィールドセールスが直接商談を行い、商談先の企業の受注を決める
・カスタマーサクセスが受注企業に導入や運用の支援を行う
つまり、私がマーケティングの施策を行った結果、その施策がリード獲得に留まることなく、営業時の受注までたどり着いたか、などを確認することができます。私のミッションは見込み顧客を獲得することですが、あくまでも事業の成長に繋げるマーケティングを常に意識して活動しています。逆に見込み顧客は大量に獲得できるが、あまり受注に繋がらないマーケティング施策はやめるようにしています。

ーたしかに事業会社であるTOKIUMだからこそ事業の成長のために必要なマーケティングとは何か、といった視点を得られますね。ぜひ2つ目についても教えてください。

2つ目の特徴について、TOKIUMはあらゆるマーケティングの媒体に出稿しており、マーケターとして経験の幅を大きく広げられると感じました。実は就活時には、TOKIUMとマーケティングの支援会社と迷っていました。最終的にその支援会社の内定をお断りしTOKIUMに入社したのですが、その理由として、その支援会社でマーケティングを行っても、既に確立された手法でマーケティングを実行するため、自分の成長も少し限定的になるのかなと当時は感じました。一方、TOKIUMは入社直前に資金調達に成功し、マーケティング活動の強化が予定されていたため、CMの公開やウェブ広告への出稿、展示会の大型ブースの展開など、幅広いチャネルでマーケティングする機会があり、その分学びも多そうだと感じました。

ーマーケティング部に異動して1年ほどですが、成長を感じる点はどこですか。

まさに前述した通り、複数のマーケティング施策に関わるからこそ、自分の業務範囲が広く、成長を実感する機会が多いです。
異動当初から、オーガニックマーケティング課とイベントプロモーション課に所属しており、異なる2つのチャネル※に関する業務を兼任しています。両者では目標設計も有効な施策も異なるので試行錯誤や学びばかりの毎日ですが、「その分得られる気付きも倍あるだろう」とポジティブな気持ちで取り組んでいます。
実際、兼務していて良かったと感じる機会は多いです。例えば、オーガニックマーケティングにおける自分の主な業務として、ホワイトペーパーと呼ばれるお客様に提供するコンテンツの制作がありますが、通常は完成物の反応をサービスサイト上のフォーム遷移数やクリック数等で判断するに留まりますが、私の場合は展示会等のイベントにも参加するため、その来場者に配布してみた反応も直接確かめることもできます。数字だけではなく、こうしてリアルで得られた来場者の反応や感想が次の制作に活かせるため、この点が兼務のメリットだな、と感じています。
※チャネルとは、Webサイト、CM、広告など、集客するための媒体、経路を指します


自分の考えを発信できる環境だからこそ、更なる学びに繋がり成長することができる

ー慈英さんの将来のビジョンについて聞かせてください。

今後も、自らが実行できるマーケティング施策の幅を広げつつ、システムを検討するお客様に最適な情報を届けられる人間になりたいと考えています。最近、ありがたいことに新たに見込み客向けのメルマガ施策を担当することになりました。メルマガは、別チームのマーケティングの担当者が獲得したお客様や営業部の担当者が商談したものの惜しくも受注に至らなかったお客様など、それぞれのお客様の状況に適したコミュニケーションを行うマーケティング施策です。TOKIUMに再度興味をもってもらえるよう、あらゆる状況のお客様を想定したメルマガを作成する必要があるため、難易度は非常に高いです。ただ、私はインサイドセールス、オーガニックマーケティング、イベントマーケティングといった様々な経験をしているので、関係各所との連携を強化するなど、自分なりの方法で会社の成果に貢献していきたいです。

ーTOKIUMの好きな点を教えてください。

最も好きな点は、一緒に働く方達の人柄です。ここまで色々とお話しましたが、未経験である自分が何とか働けているのは、間違いなく周囲のサポートのおかげです。特に、マーケティング部内の方達は自身に直接関係ない課題だとしても、これまでのキャリアや経験を元に惜しみなくアドバイスして下さり、成果に繋がった際も手放しに喜んでくれます。
こうしたコミュニケーションは心地良く思うと同時に、TOKIUMのカルチャーを肌で感じられる瞬間でもあります。
またTOKIUMでは、新卒入社して数年しかたたない私にも幅広い業務を任せてもらえる点が魅力的です。メンバー全員が意見を尊重する文化があるため、自分の考えを発信しやすく、アドバイスも積極的にいただけます。例えば、マーケティング部に異動して3ヶ月ほど経過した中、お客様にインボイス制度の施行に伴い発生する課題を分かりやすく紹介するために、マンガテイストのホワイトペーパーを制作しました。もちろんマンガの制作は未経験でしたが、ストーリー構成を0から自分で考えるなど、基本的に自由な発想で設計をすることができました。もちろん、内容監修に先輩社員がついていたことも心強く、表現の仕方などアドバイスをもらいながら制作に携われました。その漫画が公開1週間で平均よりも10倍以上のダウンロード数が計測される人気コンテンツとなったため、個人的にはお客様の課題解決の一助になれた気がして、非常に嬉しかったです。

慈英さんが制作に携わった漫画テイストのホワイトペーパー

ー最後に、このインタビューを読んでいる新卒採用候補者の皆さんへメッセージをお願いします。

TOKIUMでは、年齢に関係なく意欲がある人に大きな業務を任せる文化があります。私のように自分で考え、動き、試してみることが好きな方にとって、TOKIUMは自分の考えを発信できる環境であり、能動的に考え行動できる人ほどTOKIUMの文化とマッチし、飛躍的に成長できる場所だと思います。自身の成長はもちろん、自分の力で会社の成長に貢献する面白さや手触り感をTOKIUMでは得ることができるので、会社の変化を牽引したい挑戦心のある方と一緒に働けると嬉しいです!


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TOKIUMは新卒採用を強化しており、これまでに累計約50名が新卒入社しています。
部長や課長といったマネジメントや新規事業の立案等を行うなど、年齢に関わらず若手から拡大フェーズを支える組織創りに携わることができます。
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